
知られざる万能薬?注目の素材「イラクサ」の秘密
「イラクサ」という名前を聞いて、すぐにどんな植物か思い浮かぶ人は少ないかもしれません。しかし、実はイラクサは、私たちのごく身近に自生している植物なのです。道端や空き地、公園など、少し緑が多い場所に行けば、比較的簡単に見つけることができるでしょう。
見た目は、緑色の葉を茂らせた、高さ50cmから1mほどの植物で、一見すると、シソの葉に似ていると感じる人もいるかもしれません。しかし、イラクサはその葉や茎に、触れると痛みを感じる細かいトゲを持っているのが特徴です。このトゲに触れると、まるで蟻酸に刺されたような痛みやかゆみを感じることから、「イラクサ」と名付けられたと言われています。