癒やしの香り トルーバルサムって?
サプリメントを知りたい
先生、「トルーバルサム」って、サプリメントの素材として聞いたことがあるんですけど、どんなものなんですか?
サプリメント研究家
いい質問だね!「トルーバルサム」は、中南米やスリランカ、ジャマイカなどに生えている、25メートルくらいまで大きくなるマメ科の木だよ。樹皮からとれる成分が、いい香りのする材料として使われているんだ。
サプリメントを知りたい
25メートルも!?大きい木ですね!どんな風に利用されているんですか?
サプリメント研究家
そうなんだ、とても大きくなる木なんだよ。香料として、お化粧品や食べ物、咳止めの薬など、色々なものに使われているんだよ。
トルーバルサムとは。
健康食品の材料に使われる『トルーバルサム』は、中南米やスリランカ、ジャマイカあたりが生まれ故郷のマメの仲間で、大きく育つ木です。25メートルほどの高さになることもあります。その木の皮からは、オレオレジンというものがとれます。オレオレジンを熱して気体になったものを再び液体に戻したものが精油で、どちらも良い香りがするので、化粧品や食べ物、咳止めの薬などに香りを付けるために使われています。
古代から愛されるトルーバルサムの歴史
トルーバルサムは、その甘く、温かみのあるバルサムの香りから、古代エジプト時代から人々を魅了してきました。 古代エジプトでは、ミイラ作りに用いられたり、神聖な儀式に焚かれたりするなど、貴重な香りとして大切に扱われていました。また、その優れた防腐作用は、傷の手当てなどにも役立てられていたようです。
聖書にも登場するほど歴史の古い香りであるトルーバルサムは、現代でもその魅力が色褪せることなく、アロマテラピーなど幅広い分野で愛され続けています。
熱帯雨林の恵み トルーバルサムの産地と特徴
「トルーバルサム」という名前を耳にしたことはありますか? トルーバルサムは、南米アマゾン川流域などの熱帯雨林を原産とする、高木から採れる貴重な樹脂です。その香りは、心を落ち着かせる甘くウッディな香りで、古代より人々に愛されてきました。
トルーバルサムという名前は、「バルサムの中でも最も優れたもの」という意味を持つと言われています。 バルサムとは、樹木が自らを守るために分泌する樹脂のことで、古くから香料や薬として用いられてきました。なかでもトルーバルサムは、その深く濃厚な香りから、宗教儀式や医療の現場などで重宝されてきたのです。
心身を癒やす トルーバルサムの効能
トルーバルサムは、その名の通り、まるで包み込むような、心を穏やかにする甘い香りが特徴です。この香りは、単に気分を良くするだけでなく、心身に様々な効能をもたらしてくれると言われています。
例えば、呼吸器系に働きかけ、鼻詰まりや咳を和らげる効果が期待できます。また、不安や緊張を和らげ、リラックス効果も高いとされています。さらに、抗炎症作用もあるため、肌の炎症を抑えたり、筋肉痛や関節痛を和らげる効果も期待できます。
サプリメントでの活用例
心身に安らぎを与えてくれる香りとして人気のトルーバルサム。アロマテラピーで活用されるイメージが強いですが、実はサプリメントとしても注目されています。ここでは、トルーバルサムのサプリメントについて、その特徴や期待される効果などを詳しく解説していきます。
使用時の注意点
トルーバルサムは、甘く温かみのある香りが特徴で、リラックス効果や呼吸器系のトラブル改善など、さまざまな効能が期待できる精油です。しかし、妊娠中の方や授乳中の方、乳幼児への使用は控えるようにしましょう。また、肌が敏感な方は、原液を直接肌に塗布することは避け、必ずキャリアオイルなどで希釈してください。使用前にパッチテストを行うこともおすすめです。その他、持病がある方や薬を服用中の方は、事前に医師や専門家に相談することをおすすめします。